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鑑賞日 2025/08/30  登録日 2025/08/30  評点 52点 

鑑賞方法 VOD/YouTube 
3D/字幕 -/-
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せっかく面白いのに最後がっかり

松本清張原作らしく、列車を使ったシーンなど、前半はとても見応えがあった。隣に座った女性からカトレアの香水の匂いがする。ジャーナリストの主人公(鶴田浩二さん)を中心に殺人事件と偽札事件が交錯してゆくさまを描く。

戦争帰り、が当たり前にいた時代。大佐とか大尉という呼び名が犯人探しを妨げる。そしてなんと黒幕は、カトレアの女(佐久間良子さん)の兄だったことがラストで明かされるまでは、とてもサスペンスフルでむちゃくちゃ面白いのだが、真犯人と主人公が最後にもつれて、そこに佐久間良子さんがなぜかやってくるなど、おかしなことになって終わる。

監禁された鶴田浩二さんに真犯人が事細かにごたごた説明するなど、正義感を振りかざすジャーナリストが最後に囚われてからの展開があまりにも陳腐でがっかりだった。

松本清張作品らしいご当地、例えば真鶴とか名古屋、犬山など、当時の風景が描かれていて、それは良かった。