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EAST MEETS WEST
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真田広之さんが「将軍」の受賞スピーチで「EAST MEETS WEST」と発した言葉には、東洋文化が西洋に出会うという意味とともに、この映画のことを暗示したことは間違いないだろう。 壮大な失敗作とい説もあろうが、このスケールの大きな映画を岡本喜八が病にありながら撮り、真田広之さんが世界に羽ばたくきっかけとなった記念碑的作品として認めるべきだろう。 単なる西部劇という枠を超えて、アメリカのネイティブインディアンの娘と出会い、その酋長と歌声で繋がり合うシーンは深い。言葉もわからぬ民族同士がお互いを理解しあうための道具として使われている。 フットボールチームの名称にもなった49ersがサンフランシスコのゴールドラッシュに集ったつわものどもであることも知ることができる。チャップリンの「黄金狂時代」に遡及する人間の欲求がこの映画にも表される。 何より、岡本喜八監督は黒澤明監督の「用心棒」や「椿三十郎」、あるいは「隠し砦の三悪人」などを連想させるいかした演出が見られるほか、「シェーン」などのシーンにも重なるイメージがあった。
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