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佐藤仁美

  • Sato Hitomi
  • 出演
本名
出身地 愛知県名古屋市
生年月日 1979/10/10
没年月日

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略歴

愛知県名古屋市の生まれ。愛知女子高校在学中の1995年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。この年の同コンテストは、地方の高校生の恋を描きアニメ化もされた人気小説『海がきこえる』の続編が原作となるドラマ『海がきこえる・アイがあるから』のヒロイン選考も兼ねており、4万3723人もの多数が応募、最終選考が合宿形式で行なわれる難関だった。デビュー作となったこのドラマは同年にテレビ朝日で放送。その後、上京して堀越高校に転入し、塩屋俊主宰のアクターズ・クリニックでレッスンを受ける。初の連続ドラマ出演はテレビ朝日『イグアナの娘』96。ヒロイン・菅野美穂を優しく見守る親友を好演して注目される。この時期、アクターズ・クリニックの授業の見学に訪れた原田眞人監督と出会い、「バウンス ko GALS」97の主役に抜擢される。クランクイン3カ月前からリハーサルを行なうなど、原田の厳しい指導を正面から受け止め、援助交際をする女子高生たちのリーダー・ジョンコ役を快演。自分なりのルールでコギャル仲間を掌握し、やくざとも対等に交渉してみせるタフな少女像は絶賛を浴び、キネマ旬報賞、ブルーリボン賞など主な映画新人賞を総ナメにする。翌98年にはJホラー・ブームの先鞭をつけた中田秀夫監督「リング」に出演。ハスキーボイスで芯の太い個性がデビュー時から光っていた分、アイドル的人気は得ることなく終わるが、NHK連続テレビ小説『あすか』99のヒロイン・竹内結子の幼馴染み役が好評を呼び、主人公の友人や助手など脇で存在感を見せるポジションを早くも掴む。以後も黒沢清監督「ドッペルゲンガー」03、行定勲監督「きょうのできごと/a day on the planet」04、熊切和嘉監督「ノン子36歳(家事見習い)」08、亀井亨監督「幼獣マメシバ」09などに着実に助演。テレビではバラエティ番組への出演も多く、プライベートでの酒豪ぶりがトークの話題の定番となる。ドラマはほかに、フジテレビ『ビーチボーイズ』97、『花村大介』00、『海猿』05、日本テレビ『ボーダー・犯罪心理捜査ファイル』99、TBS『砂の器』04、NHK『トップセールス』08など。舞台にも積極的に出演している。

キネマ旬報の記事

1998年2月下旬決算特別号

特別カラー・グラビア:新人女優賞 佐藤仁美

1997年11月上旬号

特集 バウンス koGALS:座談会 原田眞人×佐藤仁美×佐藤康恵×岡元夕紀子×矢沢心×原田遊人