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ロバート・アルトマン

  • Robert Altman
  • 監督/製作/脚本/原作
本名
出身地 アメリカ、ミズーリ州カンザス・シティ
生年月日 1925年2月20日
没年月日 2006年11月20日

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略歴

【批評精神と実験性に富むハリウッドの非ハリウッド主義者】アメリカ、ミズーリ州カンザス・シティのアイルランド系イギリス人のもとに生まれる。父親は保険セールスマンでギャンブラー。第二次世界大戦で兵役を務めたのち、一度はハリウッド入りの夢に挫折したが地元のCM 製作で研鑽を積み、ほぼ自主製作のかたちで監督デビューを果たす。アカデミー賞監督賞には5度ノミネートされるが受賞には至らず、2006年に名誉賞を授与された8カ月後、81歳で病死。1957年の“The Delinquents”と「ジェイムス・ディーン物語」でハリウッド入りしてからは、テレビ番組に携わって雌伏の時を過ごした。実質的なメジャー・デビューは60年代末で、70年の諷刺コメディ「M★A★S★H」がカンヌ映画祭パルム・ドール受賞とともに大ヒットすると、45歳にして新世代監督に肩を並べる新進監督と目された。70年代は大手各社で「ギャンブラー」(71)、「ロング・グッドバイ」(73)、「ナッシュビル」(75) など従来の様式からはみ出たジャンル映画を多く発表し、76年の「ビッグ・アメリカン」はベルリン映画祭で金熊賞を受賞。しかし80年の大作として手がけた「ポパイ」が失敗すると、メジャー各社とアルトマンの双方は提携製作に無理を感じ、独立資本による小さな映画づくりやテレビ・ヨーロッパ資本など非ハリウッド作品に移行する。やがてミニ・メジャーの躍進によってハリウッドでもふたたび活動の場が得られ、92年の「ザ・プレイヤー」はカンヌ映画祭で監督賞を受賞。「ショート・カッツ」(94)、「ゴスフォード・パーク」(01)といった円熟の群像劇で俳優たちから尊敬の念を集める巨匠となった。【反“慣例”、反“体制”】ジョン・カサヴェテスはアルトマンの特色を“アンチ・コンヴェンショナル、アンチ・エスタブリッシュメント”と呼んでいる。70年代の作品は多くがハリウッド的なジャンル映画だったが、その中でブラックユーモアに包んだメッセージを送り、あるいは実験的な試みを企てるなど、旧来の様式性を攻撃する面もあった。こうした性向が“反ハリウッド的”とみなされ、「ポパイ」直後の一種の追放劇に至る。しかしながら、群像ドラマでいくつもの人生を重ね合わせる独自の作劇術は「ナッシュビル」の時点で完成も評価もされており、同系の「ザ・プレイヤー」で華々しく復帰を飾るや、依然と硬派の姿勢を崩さぬまま第一線を駆け抜けた点を鑑みれば、鬼才にして時代に先行した作家でもあったと言えよう。

キネマ旬報の記事

2015年10月下旬号

映画監督を見ろ!:アルトマン「顔」、ペキンパーの「首」

2015年8月上旬号

映画を見ればわかること:第319回 ドキュメンタリー「アルトマン」のこと、アルトマン版「ケイン号の叛乱」のことなど

2009年4月下旬号

監督・市川準「buy a suit スーツを買う」公開に寄せて 映画作家の最後の作品には何が映ったか?:ロバート・アルトマン「今宵、フィッツジェラルド劇場で」

2007年5月上旬号

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2007年4月下旬特別号

ロバート・アルトマン、わが映画・わが人生を語る:前編 インタビュー デイヴィッド・トンプソン

2007年3月下旬特別号

特別企画 ロバート・アルトマンと「今宵、フィッツジェラルド劇場で」:メリル・ストリープ インタビュー

特別企画 ロバート・アルトマンと「今宵、フィッツジェラルド劇場で」:作品評

特別企画 ロバート・アルトマンと「今宵、フィッツジェラルド劇場で」:[撮影監督]栗田豊通、ロバート・アルトマンを語る

2007年1月下旬号

追悼 ロバート・アルトマン:問題児にして放任主義の父親のように

追悼 ロバート・アルトマン:監督作を振り返る

2007年1月上旬特別号

巻頭特集 Thank you 2006, Welcome 2007 2006年を振り返り、2007年を占う:テーマ別に見る2007年公開作セレクト44 作家主義 ロバート・アルトマン「今宵、フィッツジェラルド劇場で」ジャ・ジャンクー「三峡好人(原)」ほか

2004年8月上旬特別号 創刊85周年記念特別号1

キネ旬インタビュー:ロバート・アルトマン監督

2000年2月上旬号

企画特集 King of Indies 3人の巨匠たち:「クッキー・フォーチュン」ロバート・アルトマン作品論

1997年1月上旬新年特別号

特集 カンザス・シティ:ロバート・アルトマン監督インタビュー

1995年6月下旬号

特集 プレタポルテ:ロバート・アルトマン監督 作品論

1994年10月上旬秋の特別号

グラビア特集 :ショート・カッツ アルトマン・フィルモグラフィ

特別企画 ロバート・アルトマン監督研究:対談 今野雄二×柳下毅一郎

特別企画 ロバート・オルトマン監督研究:「ショート・カッツ」評

1979年5月上旬号

ロバート・アルトマンフィルモグラフィー:

特集 「ウェディング」:〈アメリカ〉という家族の肖像を描き続ける画家-ロバート・アルトマン

特集 「ウェディング」:ロバート・アルトマンへのインタビュー 予言者故郷に入れられず

1974年8月下旬号

グラビア:ロバート・アルトマン監督 「ボウイ&キーチ」

1974年2月下旬号

グラビア:ロバート・アルトマン監督 「ロング・グッドバイ」

1971年11月下旬号

特別グラビア:ギャンブラー/ロバート・アルトマン

特集 「ギャンブラー」とロバート・アルトマン:1 作品をめぐって

特集 「ギャンブラー」とロバート・アルトマン:2 監督研究と言葉

シナリオ:ギャンブラー

1971年9月上旬号

特別グラビア:ギャンブラー/ロバート・アルトマン