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西島隆弘

  • Takahiro Nishijima
  • 出演
本名
出身地 北海道札幌市
生年月日 1986年9月30日
没年月日

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略歴

北海道札幌市の生まれ。6歳の頃より歌とダンスを始め、札幌の芸能養成スクール“アクターズスタジオ”で本格的に技能を磨く。北海道札幌工業高校建築科在学中の2003年、5人組ボーカルグループ“japs”の初代メンバーに選出され、同年9月にシングル『プレシャスラヴ』を発表。その間、エイベックスのオーディションに合格し、翌04年3月にjapsを卒業して上京する。05年、男女7人編成の音楽ダンスグループ“AAA(トリプル・エー)”のメンバーに選ばれ、シングル『BLOOD on FIRE』でメジャーデビュー。同年末には日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、日本武道館ライヴも果たす。以降もグループの活動を続けつつ、個人としての俳優活動も開始。07年の朗読劇『LOVE LETTERS』で初舞台を踏み、次いでテレビ東京『美味(デリシャス)學院』で、ドラマ初出演にして主演を飾る。主人公・北阪狼馬を演じ、食べることは大好きだが料理は大嫌いな少年が次第に料理人として成長していくさまを、持ち前のルックスと身体能力を活かして違和感なく表現した。08年の舞台『ハロルドとモード』では、浅丘ルリ子演じる老嬢・モードと恋に落ちる自殺志願の少年・ハロルドを好演。エイベックス20周年記念舞台『ココロノカケラ』08では、相葉弘樹とダブルキャストで出演する。順調に積み上げてきた俳優としてのキャリアが激変するのは09年、園子温監督の237分にも及ぶ長編映画「愛のむきだし」で、父の愛情を求めて盗撮行為を繰り返しては懺悔する少年・ユウ役に抜擢されたことで、変態と紙一重の純粋さを繊細に表現し、愛のために疾走する主人公を熱演した。劇中でのアクロバティックな盗撮やアクション、さらに女装もこなして、キネマ旬報賞新人男優賞、毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞する華々しい映画デビューを飾る。映画はその後、中山美穂主演、イ・ジェハン監督の「サヨナライツカ」09の助演を経て、10年の瀧本智行監督「スープ・オペラ」に出演。リストラされてヒロインの家に転がり込む青年・林康介役で、図々しいのか清々しいのか判別しがたいロスジェネ世代の男子像を軽やかに演じた。テレビドラマはほかに、NHK『ゴーストフレンズ』09、TBS『タンブリング』10、フジテレビ『外交官・黒田康作』11など。舞台は『リンダリンダラバーソウル』09などがあり、AAAで鍛えた高い運動能力と中性的なルックスを活かし、同世代俳優たちの中でもとりわけ異彩を放つ存在である。

キネマ旬報の記事

2010年10月上旬号

HOT SHOTS:西島隆弘「スープ・オペラ」

2010年2月下旬決算特別号

特別カラー・グラビア 個人賞受賞者インタビュー:新人男優賞 西島隆弘