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西谷弘

  • Hiroshi Nishitani
  • 監督
本名
出身地 東京都
生年月日 1962/02/12
没年月日

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略歴

【多彩なジャンルを手がける粘り強い演出の職人肌】東京都出身。フジテレビ系の制作会社“共同テレビジョン”に入社し、当初はCM部でコマーシャルの演出を手がける。その後、ドラマ部に異動し、『それが答えだ!』(97)、『恋はあせらず』(98)、『リング・最終章』『TEAM』(99)、『催眠』(00)、『眠れぬ夜を抱いて』『天体観測』(02)など多数のテレビドラマを演出。軽妙なラブストーリーから重厚なシリアスドラマ、さらにはサスペンス、コメディ、ホラーに至るまで、ディレクターとしては没個性化しがちなほど多岐にわたるジャンルの作品を担当してきたが、テレビのニュース番組の現場を題材にした『美女か野獣』、往年の名作のリメイク『白い巨塔』を相次いで手がけた2003年頃から、骨太の演出家として注目を集め始めた。以後も『ラストクリスマス』(04)、『エンジン』(05)などのヒットドラマを手がける一方、『恋はあせらず』『ラストクリスマス』でも組んだ織田裕二の主演作「県庁の星」(06)で満を持して映画監督デビュー。06年よりフジテレビに移籍し、社員ディレクターの立場で07年のドラマ『ガリレオ』と翌08年の映画版「容疑者Xの献身」を撮る。監督第3作の「アマルフィ・女神の報酬」(09)は再び織田と組んだフジテレビ50周年記念映画で、全編イタリアロケによるサスペンス大作となった。以後も映画専任というわけではなく、『仁侠ヘルパー』(09)、『月の恋人』(10)など人気ドラマを担当している。【テレビ出身ながらフィルム撮影にこだわる】制作会社所属を経た民放キー局の社員ディレクターとして、多数のテレビドラマを手がけながら、その延長線上で映画監督デビューを果たした、いわゆるテレビ出身監督。多彩なジャンルのドラマを手がける一方で、小さい作品であれ大きな作品であれ、小道具のひとつひとつやエキストラの動きなど細部にもとことんこだわる粘りの演出で知られるディレクターだった。そのこだわりの強い姿勢は映画進出後も顕著で、多くのテレビ出身監督がHDカメラによるデジタル撮影というテレビドラマとあまり変わらない環境下で演出を行なっているのに対し、西谷はフィルムでの撮影にこだわり、これまでの3作すべてを映画界の熟練スタッフを起用したフィルム撮影により完成させている。ドラマ『ガリレオ』の劇場版である「容疑者Xの献身」でもその姿勢は貫かれ、極力ドラマと変わらない世界観をスクリーン上でも再現させようとする近年のテレビ局映画の中では、西谷の存在は異例中の異例であると言っていい。芝居や画作りにとことんこだわる姿勢は西谷の作家性の現れでもあるが、手がける作品は娯楽性の高いものであり、作家のエゴを押し通すのではなく観客第一主義を貫く作風が読み取れる。スタッフや俳優からの信頼も厚く、映画的なるものにこだわりつつ大作をコントロールできる手腕は、撮影所時代の職人監督をも彷彿とさせる。

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