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南沢奈央

  • Minamisawa Nao
  • 出演
本名
出身地 埼玉県さいたま市
生年月日 1990/06/15
没年月日

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略歴

埼玉県の生まれ。中学3年生の頃から芸能事務所のスカウトを受け、高校進学後に芸能界入り。2006年、BS-i(現・BS-TBS)のドラマ『恋する日曜日・ニュータイプ』のヒロイン・多々野ユリ役で女優としてデビューする。翌07年の同局『恋する日曜日/明日の笑顔』『先生道/初恋の先生』や、テレビ朝日『生徒諸君!』で経験を積み、さらに08年の日本テレビの深夜ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』では、地上波連ドラ初主演もつとめ、着実に女優としての歩みを進めていく。映画初出演は、07年の井坂聡監督「象の背中」。役所広司と今井美樹が演じる夫婦の娘・藤山はるか役を演じた。続く大野伸介監督「シャカリキ!」08ではヒロイン・永田桜役を演じ、高校自転車部のマネージャーとしてロードレースに青春を捧げる少年たちを支えた。同年の藤沢周平原作、篠原哲雄監督の「山桜」では時代劇にも初挑戦。清楚な少女のイメージを築く中、ケータイ小説のベストセラーを原作に、映画とテレビドラマを連動させた企画として話題を呼んだ村上正典監督「赤い糸」08に、ヒロイン・竹宮芽衣役で主演する。運命の相手を求める芽衣はドラッグ、DV、大切な人の死など、数奇な出来事を体験し、たくさん悩み傷ついていく。ケータイ小説特有のショッキングな体験がファンタジックに描かれる世界観の中で、ヒロインの揺れる心を懸命に演じて注目された。09年には『赤い城・黒い砂』で初舞台を踏む。その後、準主演のテレビ朝日『ダンディ・ダディ?/恋愛小説家・伊崎龍之介』09や、期間限定公開となった園田俊郎監督「君にラヴソングを」10などを経て、10年の阪本順治監督「行きずりの街」に出演。これまでの青春ものとは違ったリアリズムの世界で、物語の発端となる重要な役・広瀬ゆかりを演じた。デビュー直後からバラエティ等にも多くゲスト出演しているが、10年に始まった日本テレビ『コレってアリですか?』は初のレギュラー番組で、お笑い芸人らに囲まれた中で日常のイラっとさせられるエピソードを再現するコントに多数出演し、器用なところを見せている。また11年には『赤坂BLITZ寄席LIVE』で落語に挑戦し、新たな可能性を拓いた。テレビドラマはほかに、日本テレビ『1ポンドの幸福』08、フジテレビ『かるた小町』08、『上地雄輔ひまわり物語』09、『GOLD』10、テレビ東京『命のバトン・最高の人生の終わり方』09、NHK『迷子』11など。韓国ドラマの『IRIS/アイリス』ではキム・ソヨンの声の吹き替えも行なっている。

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