兵庫県尼崎市の生まれ。県立尼崎北高校を卒業後、1999年からモデルとして活動を開始。ファッション誌『Fine』の専属モデルとして活躍する中で役者への願望を抱くようになり、テレビ朝日『仮面ライダーアギト』01のオーディションを受ける。その結果、主役の津上翔一役に抜擢され、１年間に渡って同作品に主演。前年、オダギリジョー主演で好評を博した『仮面ライダークウガ』に続く“平成仮面ライダー第２弾”ということで注目度も大きかったが、持ち前の爽やかさを生かして好演し、共演の要潤、友井雄亮とともに、メインの視聴者である子供たちのみならず、母親層や若い女性からの注目を集めた。同時期の“戦隊シリーズ”から出た金子昇、玉山鉄二らもブレイクし、“イケメンヒーローブーム”が巻き起こった時流に乗って、同じ2001年には“仮面ライダーシリーズ30周年記念作品”と銘打たれた劇場版「仮面ライダーアギト／ProjectG4」で映画初主演も果たす。その後は、テレビ朝日『はぐれ刑事純情派』02～03、『菊次郎とさき』03・05、TBS『年下の男』03、『ドールハウス』04、日本テレビ『瑠璃の島』05などの連続ドラマで活躍。05年にはNHK大河ドラマ『義経』に平維盛役で出演し、渡哲也、阿部寛、鶴見辰吾といった芸達者が顔を揃えた平家一門の若武者としてドラマを盛り上げた。09年に始まったTBSの刑事ドラマ『ハンチョウ・神南署安積班』では、若手刑事の黒木役でレギュラー出演。東京原宿近辺の神南署を舞台に、佐々木蔵之介演じる安積班長を中心とした６人の刑事たちの活躍を描き、好評を受けて11年現在でシーズン４まで作られる人気シリーズとなっている。賀集も継続して出演し、近年の代表作のひとつとした。映画は“ライダーシリーズ”の劇場版のほかは、筒井武文監督「オーバードライヴ」04、野村恵一監督「二人日和」05に出演。長年連れ添った夫婦の深い絆を描いた後者では、老夫婦の暮らしに新しい風を吹き込む、マジックが得意な青年役を好演している。テレビドラマはほかに、TBS『警視庁三係・吉敷竹史シリーズ』04～08、NHK『陽炎の辻／居眠り磐音・江戸草紙』08・09など。09年４月に、以前から興味を持っていたという神道について学ぶため、國學院大学神道文化学部に社会人入試枠で入学。俳優業との二足のわらじで、卒業を目指している。