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スティーヴン・ダルドリー

  • Stephen Daldry
  • 監督
本名
出身地 ドーセット州
生年月日 1961/05/02
没年月日

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略歴

【演劇界から映画界へ、3打数3安打のオスカー候補者】イギリス、ドーセット州の生まれ。シェフィールド大学を卒業後、シェフィールド・クルーシブル・シアターに入り舞台演出家となる。これまでに100本以上の舞台を手がけ、メトロ・シアター・カンパニー、ゲート・シアター、ロイヤル・コート・シアターの芸術監督を歴任。ロイヤル・ナショナル・シアターでの『夜の来訪者』(92)と『Machinal』(93)の演出によりローレンス・オリヴィエ賞を2年連続で受賞し、前者のブロードウェイ公演では1994年のトニー賞も獲得した。BBCテレビ、ラジオなどでも演出や製作手がけたのち、98年には初の短編映画「Eight」を発表して、翌99年のイギリス・アカデミー賞の短編映画賞にノミネートされる。2000年、シェフィールド時代からの知り合いであったリー・ホールが脚本を執筆した「リトル・ダンサー」で、長編監督デビュー。この処女作で、いきなり米アカデミー賞の監督賞を含む3部門にノミネートされたほか世界各国で40以上の賞に輝き、映画界で一躍その名を馳せる。この高評価を受け、ピュリッツァー賞を受賞したマイケル・カニンガムの小説を映画化する「めぐりあう時間たち」(02)の監督に抜擢され、この第2作も前作以上となるアカデミー賞9部門にノミネート。続く、ドイツのベルンハルト・シュリンクが95年に発表した『朗読者』の映画化「愛を読むひと」(08)は当初、映画化権を持っていたアンソニー・ミンゲラが監督する予定だったが、原作に惚れ込んだダルドリーの説得もあってミンゲラはプロデュースに回り、アカデミー賞主要5部門の候補となった。映画界で活躍する傍ら演劇活動にも情熱を注ぎ、02年にはオックスフォード大学セント・キャサリンズ・カレッジで現代演劇の客員教授をつとめた。【演劇・映画・文学を柔軟に行き交う】サム・メンデスと並び、イギリス演劇界から映画界に進出して双方で活躍する演出家のひとり。長編デビュー作の「リトル・ダンサー」から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を得る。自身はまだ無冠であるが、役者たちから最高の演技を引き出し、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットにオスカーをもたらしている。「リトル・ダンサー」で見出したジェイミー・ベルは、現在も俳優として活躍中。文学を映像化する手腕も冴えており、「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」では脚本家のデイヴィッド・ヘアとコンビを組む。前者ではそれぞれに進行する3つの時代をリズムよく見せたうえ、映画ならではの表現でそれらをクライマックスで巧みに凝縮させた。後者では主人公の語りで年代順に進む原作を一旦解体し、ナレーションを省いて再構築した。09年には、自身の「リトル・ダンサー」をミュージカルに翻案した『ビリー・エリオット』の演出によりトニー賞を受賞。演劇・映画・文学を自在に飛び回ることで、新たな息吹を与えながら作品を生み出し続けている。

キネマ旬報の記事

2009年7月上旬号

「愛を読むひと」:スティーヴン・ダルドリー監督、ベルンハルト・シュリンク(原作)

2003年5月下旬号

特集 「めぐりあう時間たち」:スティーヴン・ダルドリー(監督) インタビュー

2001年2月上旬号

作品特集 「リトル・ダンサー」:スティーヴン・ダルドリー監督 インタビュー