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藤木直人

  • Naohito Fujiki
  • 出演
本名
出身地 岡山県倉敷市
生年月日 1972/07/19
没年月日

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略歴

岡山県倉敷市で生まれ、千葉県佐倉市で育つ。早稲田大学理工学部在学中にファッション雑誌のモデル募集に応募し、最終審査で落選したものの芸能事務所の目に留まって、芸能界入りする。1995年の内田有紀主演「花より男子(だんご)」で学園のお坊ちゃま集団の一員・花沢類役に抜擢され、俳優デビュー。97年に大学を卒業したのち本格的に俳優活動を開始し、テレビ朝日『ギャルボーイ!』97、NHK大河ドラマ『徳川慶喜』98、フジテレビ『GTO』98、TBS『なにさまっ!』98、『P.S.元気です、俊平』99などのドラマに次々と出演する。当初は甘いマスクを活かさない嫌みな男やコメディリリーフ的な役どころが多かったが、99年、NHK連続テレビ小説『あすか』で、ヒロイン・竹内結子の相手役をつとめて注目を浴び、翌2000年には同局『喪服のランデヴー』で恋人の死の復讐に走る青年を演じてドラマ初主演。フジテレビ『ナースのお仕事3』00では観月ありさの恋人となる研修医役を演じ、いよいよ正統派の二枚目俳優として人気を博す。初期の陰のある役どころやコミカルな芝居の経験がブレイク後にも奏功し、03年の飯田譲治監督「ドラゴンヘッド」では狂気に支配された元自衛官の仁村、映画初主演となった井坂聡監督「g@me.」03では狂言誘拐の人質にとった広告主の娘と恋に落ちるエリート広告マンを演じて、同年の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。以後も映画はクセのある役どころで助演を重ねるが、活動の中心はもっぱらテレビドラマで、フジテレビ『アンティーク・西洋骨董洋菓子店』01、『愛し君へ』04、『小早川伸木の恋』06、『プロポーズ大作戦』07、『泣かないと決めた日』10、『CONTROL/犯罪心理捜査』『幸せになろうよ』11、TBS『高校教師』03、『Around 40/注文の多いオンナたち』08、『専業主婦探偵・私はシャドウ』11、日本テレビ『ギャルサー』06、『ホタルノヒカリ』07・10、『イケ麺そば屋探偵・いいんだぜ!』09、テレビ朝日『夜光の階段』09など、主演級の活躍が途切れることなく続く。また、歌手活動にも積極的で、日本テレビのトーク番組『おしゃれイズム』05~の司会なども好評を得ている。

キネマ旬報の記事

2003年11月下旬号

FACE2003:藤木直人