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段田安則

  • Yasunori Danta
  • 出演/ナレーション
本名
出身地 京都府京都市
生年月日 1957/01/24
没年月日

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略歴

京都府京都市の生まれ。立命館大学文学部を中退後、青年座研究所に第5期生として入り、同所を卒業後の1981年に野田秀樹主宰の劇団夢の遊眠社に入団する。85年の『彗星の使者』では主演をつとめたほか、93年の解散まで同劇団の看板俳優として数々の舞台に立った。蜷川幸雄演出『リア王』91、杉田成道演出『陽だまりの樹』92~98など外部出演も多数こなす一方、87年の根岸吉太郎監督「永遠の1/2」から映像分野にも進出し、金子修介監督「香港パラダイス」90、降旗康男監督「寒椿」92などの映画に助演。テレビドラマも、NHK『まんが道・青春編』87、『翔ぶが如く』90、『ぴあの』94、『秀吉』『ふたりっ子』96、TBS『ママハハ・ブギ』89、『眠れない夜を数えて』92、『長男の嫁』94、『君と出逢ってから』96、『オトナの男』97、『聖者の行進』98、フジテレビ『君の瞳に恋してる!』89、『並木家の人々』93など多数に顔を見せ、TBS『スウィート・ホーム』94の子供の小学校受験に意欲を燃やす教育パパや、同局『私の運命』94でのヒロイン・坂井真紀の兄役などで好評を博す。確かな演技力に裏打ちされた、陽気で温厚なキャラクターから冷徹な悪役まで幅広くこなす個性が映画・ドラマで重宝され、佐野史郎の初監督作「カラオケ」99では、故郷に戻って同窓生と久々の再会を果たす主人公の中年男を好演。以後も、山川元監督「東京原発」04、竹中直人監督「サヨナラCOLOR」05、星田良子監督「僕らのワンダフルデイズ」09などで鮮やかな印象を残す。しかし、活動の中心となるのはやはり舞台とテレビドラマで、舞台は、栗山民也演出『櫻の園』02、『春は欄漫』03、野田演出『贋作・罪と罰』05、蜷川演出『藪原検校』07、三谷幸喜演出『国民の映画』11など、年2~3本のペースでコンスタントに出演。2009年の『夜の来訪者』では自ら演出も手がけた。テレビドラマはほかに、TBS『good news』99、『横山秀夫サスペンス』03~05、『GOOD LUCK!!』『Stand UP!!』03、『新しい風』04、フジテレビ『OUT/妻たちの犯罪』99、『ラブコンプレックス』00、『ムコ殿』01、『不毛地帯』09、『泣かないと決めた日』10、『それでも、生きてゆく』11、NHK『オードリー』00、『秘太刀・馬の骨』06、『こんにちは、母さん』07、『再生の町』09、『セカンドバージン』10、日本テレビ『演歌の女王』07など多数。

キネマ旬報の記事

2004年3月上旬号

特集 「東京原発」:出演者は語る/役所広司、段田安則、平田満、田山涼成、菅原大吉、岸部一徳、徳井優