ロス市警特捜刑事　惨劇のＸ’ｍａｓイヴ

かつて警察学校時代の仲間であった2人の男が、刑事と殺人鬼という関係となって戦うポリス・アクション。製作はリサ・ハンセン。監督はこれが監督デビューで、マリオ・プーゾの娘であるドロシー・プーゾ。脚本はマイケル・ソニー、モー・キングレイ、撮影はトム・デヌシが担当。出演は「炎のランナー」のブラッド・デイヴィス、シャロン・ストーンほか。

ジョニー・モディン（ブラッド・デイヴィス）はロス警察でクッキー・マネロー（ジェイ・アカヴォーン）と相棒を組んでいるタフな警官。クリスマス・イヴの夜、宝石店を営んでいる父親のサムがアイスマンと名乗る男たちに殺されてしまった。その男こそ、かつてジョニーと同僚の警官であったアイザック（ジョナサン・バンクス）であった。ジョニーは警察学校時代、アイザックとエディという仲間と一緒だったが、アイザックが酔ってからんだ事から喧嘩となり、エディは殺され、アイザックは首を刺されて声を失った事件があったのだ。そのことでアイザックはジョニーに逆うらみしていた。彼はエディの妹キャシー（シャロン・ストーン）を誘拐し、ジョニーを呼び出した。止めるクッキーを尻目に、ジョニーはアイスマンと最後の決着をつけにロス市警の新しい建物の建築予定地へ向かうのだった。