オースティン警察の刑事ダニー・ローク（ベン・アフレック）は、最愛のひとり娘ミニーを失い、その悲しみから立ち直れずにいた。逮捕された容疑者は、誘拐したことも、どこに連れて行ったかも思い出せないという。ある日、ロークと相棒ニックス（JD・パルド）は、匿名の通報で特定の貸金庫を狙った強盗が計画されているという情報を掴み、銀行に向かう。隠れて監視していたロークは、銀行の外にいたひとりの怪しげな男（ウィリアム・フィクナー）に目を付ける。その男が隣の見知らぬ女性に話しかけると、女性は突然奇怪な行動をする。ロークはその様子を見て、急いで貸金庫に駆けつける。男より先に到着したロークが金庫を開けると、ミニーの写真が入っており、「レヴ・デルレインを見つけろ」と書かれていた。ロークはふたりの警官を連れて屋上まで男を追い詰めるが、警官は突然暗示をかけられたようになってお互いを撃ち殺し、男は屋上から飛び降りる。ロークはすぐに見下ろすが、地面に男の姿はなかった。ロークはこの出来事がミニーの失踪に関係していると信じ、通報者の居場所を突き止める。そこには、人の心を操る能力を持つダイアナ・クルス（アリシー・ブラガ）という名の占い師がいた。彼女と男は、かつて同じ秘密組織に所属していたという。彼らとミニーにどんなつながりがあるのか、次々に危険が降りかかるなか、ロークは謎を明らかにしようと奔走する。