2001年11月29日、58歳で世を去ったジョージ・ハリスン。彼が他界したちょうど1年後の2002年11月29日、ジョージの音楽と人生を称えるトリビュート・コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』が、ジョージの妻オリビアと、長年の友人であるエリック・クラプトンによって開催された。会場はロンドン・ロイヤル・アルバート・ホール。音楽監督のエリック・クラプトンが中心となり、息子のダニー・ハリスン、エリックの呼びかけに応えた親しい友人たち――伝説のルーフトップ・コンサート以来、初めて同じステージに立ったポール・マッカートニーとリンゴ・スター、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、ジョージが敬愛したインド音楽シタール奏者のラヴィ&アヌーシュカ・シャンカール、モンティ・パイソンのメンバーなど、ジョージの交友の豊かさを表す錚々たる豪華アーティストが登場。ジョージが遺した数々の名曲や愛した曲を披露する。