1985年、アーンドラ・プラデーシュ州中部にあるゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。チッティ・バーブ(ラーム・チャラン)は、モーターを使って田畑に水を送り込むことで生計を立てている。難聴で、人の声がよく聞き取れない障碍を持っているが、さほど気にせず楽しく日々を過ごしている。近所に住むラーマラクシュミ(サマンタ)に思いを寄せていて、調子はずれな求愛をする。一方、村は“プレジデント”を自称する金貸しブーパティによって牛耳られていた。チッティ・バーブの兄クマール・バーブは中東ドバイで働いているが、帰省した際にプレジデントが好き放題にする村の有様に心を痛める。そこで、州会議員ダクシナ・ムールティの力添えで村長選挙に立候補して、政治家として村の生活を改善していこうと思い立つが……。