弁護士フランク(ジェームズ・スチュアート)には妻との間にモリー(サンドラ・ディー)という10代の娘がある。大学生活に入ったモリーはビート族の思想にかぶれるが、フランクは、心配になって彼女達の巣、あるインテリの経営する喫茶店に出向くが、そこが予想に反してインテリ向きのものであったのに驚いた。彼女らは学生運動のデモを行ったが、市長に解散を命じられた。フランクは市長の高圧的な態度に反溌を感じるが、そんなことから女生徒やモリーを慕う画家アンリー(フィリップ・フォルケ)たちの擁護者になった。だがフランクが警官に捕まったことが写真入りで新聞に出るし、モリーは退学させられた。家へ帰ったモリーはフランスの有名な美術学校へ入る奨学金を得た。アンリーの出したものだった。やがて「ライフ」に彼の描いたモリーの肖像画が載った。フランクは娘の恋人の存在を知ってパリに発った。やっとの思いで不慣れのパリでモリーに会うと、彼女はアンリーを愛していると言う。そして結婚したいのだが、フランクに対する誤解から、アンリーの母親が許さないのだという。パリで知り合った男とともに仮装舞踏会に行くが、そこでフランクはジェームズ・スチュアートと間違えられ、大騒動になってまた新聞種になった。フランクはアンリーの切なる望みをいれ、独りアメリカに帰って行った。