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ヒトラーのための虐殺会議

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  • 平均評点

    70.9点(149人)

  • 観たひと

    218

  • 観たいひと

    22

  • レビューの数

    39

基本情報

ジャンル 歴史劇 / 戦争 / ドラマ
製作国 ドイツ
製作年 2022
公開年月日 2023/1/20
上映時間 112分
製作会社 Constantin Television=ZDF
配給 クロックワークス
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2021 Constantin Television GmbH, ZDF

場面

予告編


     

解説

ナチスが1,100万ものユダヤ人絶滅政策を決定した「ヴァンゼー会議」の全貌に迫る社会派心理スリラー。この史上最も恐ろしい会議が、ラインハルト・ハイドリヒら15名の高官によっていかに進められたかを、人々の思惑や発言、パワーバランスの変化をつぶさに追いながら明らかにしていく。そこで繰り広げられる光景は、我々がよく知っている「ビジネス会議」。異なるのはその「議題」だけ、つまり「ユダヤ人の大量虐殺」について。「移送」「強制収容と労働」「計画的殺害」など様々な方策が、あたかも「タスク」のように次々と議決されていく。その時間は、たったの90分だった……。アドルフ・アイヒマンが記録し、ホロコースト関連で唯一残された議事録に基づき、80年後の2022年にドイツで製作された。

あらすじ

1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安部代表のラインハルト・ハイドリヒに招かれ、高官15名と秘書1名による会議が開かれた。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」はヨーロッパにおける1,100万ものユダヤ人を計画的に駆除する、つまり抹殺することを意味するコード名だ。親衛隊少佐のルドルフ・ランゲ、親衛隊中佐のアドルフ・アイヒマンやハインリヒ・ミュラー、司法省、内務省、外務省など政府省庁の代表が次々とやってくる。「やれやれユダヤ人問題か」とつぶやく者、「こいつは好かん、下座だ」と会議の席を決める者、「まるで職場の飲み会だ。互いの腹を探り合うのさ。ビールなしでさ」と話す者……。軍服やスーツに身を包んだ各々が着席し、時が12時を打つ。そして、会議が始まった。

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