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69.5点(8人)
観たひと
10
観たいひと
3
レビューの数
2
「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」の小谷忠典が黒井千次の短編集を基に4年の撮影期間をかけて完成させた長編劇映画。大学生のひな子が母の墓参りに来ると、墓前にコスモスの花が供えられていた。父から墓参りに行けないという電話が来て……。出演は、本作が映画初出演となる渡邊雛子、「プリテンダーズ」の古舘寛治。第30回マルセイユ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門正式出品、第20回ニッポン・コネクションNIPPON VISIONS部門正式出品、第43回シンガポール国際アートフェスティバル招待上映、セント・アンドルーズ映画祭2021最優秀撮影賞受賞。
秋、小雨が降るなか、大学生のひな子(渡邊雛子)は寺の境内を歩いている。毎年、母の命日に父・圭一(古舘寛治)と墓参りに訪れていたのだが、今年はひな子ひとりで来ていた。ひな子は、母の墓前に一輪のコスモスの花が供えられているのに気づく。母が亡くなって17年、祖父母も鬼籍に入っており、他人の影を感じたことがなかったため、ひな子は不審に思う。圭一から電話がかかってくる。圭一は、飛行機が欠航になり墓参りには来られないことを告げ、「たまらん」と漏らす……。
REVIEW 日本映画&外国映画:「たまらん坂」
UPCOMING 新作紹介:「たまらん坂」
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