1950年6月、朝鮮戦争が勃発。中国は北朝鮮からの要請を受け、出兵を決意する。中国人民志願軍は北朝鮮で初戦を迎えるが、空軍は脆弱で弾薬も不足しており、アメリカを中心とする国連軍を相手に苦戦を強いられていた。1953年7月、金城の戦いが始まる。燕山部と呼ばれる師団は、金城の前線に赴き主力部隊を掩護するよう要請される。金城に向かうには、金剛川に掛けた木造の橋を渡るしかない。しかし、米軍の爆撃機が何度も襲来し、その度に橋は修理が必要となる。中国軍が米軍に対抗するための術は、2台の高射砲しかない。その砲台を任された小隊長の張(チャン・イー)と関(ウー・ジン)は自分たちの命を顧みず、仲間を護るために米軍機に立ち向かうが……。