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モーリタニアン 黒塗りの記録

  • もーりたにあんくろぬりのきおく
  • THE MAURITANIAN
  • THE MAURITANIAN
  • 平均評点

    76.3点(376人)

  • 観たひと

    520

  • 観たいひと

    46

  • レビューの数

    71

基本情報

ジャンル 社会派 / サスペンス・ミステリー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2020
公開年月日 2021/10/29
上映時間 129分
製作会社 Shadowplay Features=SunnyMarch=Wonder Street
配給 キノフィルムズ(提供:木下グループ)
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C) 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.

解説

9.11同時多発テロの首謀者の一人として、キューバのグアンタナモ米軍基地に裁判もないまま何年も拘禁された男モハメドゥが、弁護士と共にアメリカを訴えた実話を映画化。激しい法廷対決で明らかになる驚愕の真実とは……アメリカの深い闇をえぐり出す問題作。原作者のモハメドゥ・ウルド・サラヒが獄中で書いた手記は2015年、アメリカ政府による検閲で多くが黒く塗りつぶされたまま出版されたが、20カ国で翻訳されるベスト・セラーとなった。その本を読んだベネィクト・カンバーバッチがすぐに映画化権を獲得、出演とプロデューサーとしても名を連ねる。監督は「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のケヴィン・マクドナルド。モハメドゥ役を黒沢清の「ダゲレオタイプの女」のタハール・ラヒム、モハメドゥを助ける実在の弁護士ナンシーをジョディ・フォスターが演じている。

あらすじ

2005年、弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)はアフリカのモーリタニア出身、モハメドゥ・スラヒ(タハール・ラヒム)の弁護を引き受ける。9.11の首謀者の1人として拘束されたが、裁判は一度も開かれていない。キューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。時を同じくして、テロへの“正義の鉄槌”を望む政府から米軍に、モハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、スチュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)が起訴を担当する。真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まる。モハメドゥから届く手紙による“証言”の予測不能な展開に引き込まれていくナンシー。ところが、再三の開示請求でようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されていた──。

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