『ラ・ボエーム』『トスカ』などの絶頂期のパフォーマンスや、『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』をはじめとする名曲を3大テノールで競演した伝説のステージ、故ダイアナ妃との交流やボランティアなどの幅広い活動、家族とのプライベートライフなど貴重な映像から伝わるのは、パヴァロッティの高い人間力。さらに、新たに撮影した23人のインタビュー映像では、U2のボノがパヴァロッティのアーティストとしての信念を証言し、マネージャーやエージェントがショービジネスの裏側を明かし、前妻、最後の妻、3人の娘たち、そして愛人が、欠点さえも魅力だったという彼の素顔を告白する。生きることのすべてを全力で愛したパヴァロッティの、輝かしい日々を浮き彫りにする。