パリ。ケリー・カーター(ジェニファー・グレイ)は靴のデザイナー志望。昼は有名ファッション・デザイナー、フランチェスコ・サルヴァトーレ(ロブ・ロウ)の会社で働き、夜は靴の創作に打ち込んでいた。ある日道で助けたワンダという不思議な女(アンドレア・フェレオール)から自分のデザインした靴に魔法をかけられる。フランチェスコがお城で開いたパーティに、その靴を履き、美しくドレスアップしてまぎれ込んだジェニファーは親友のヴェロニク(エリザベス・ヴィタリ)でさえ気付かないほどの変身ぶり。フランチェスコも一目惚れして求愛するが、ケリーは自分をプリューデンスと名のり真夜中前に片方の靴を残して去った。靴を頼りに捜しに来たフランチェスコとモデル契約を結び、一方、靴のデザイナー、ケリーとして一人二役を演じることになった彼女は大わらわ。はじめはプリューデンスに魅かれていたフランチェスコだったが、結局はケリーの聡明さと才能に魅かれ、2人は結ばれるのだった。