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遊星よりの物体X

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  • 平均評点

    63.7点(95人)

  • 観たひと

    158

  • 観たいひと

    16

  • レビューの数

    23

基本情報

ジャンル SF / サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1951
公開年月日 1952/5/15
上映時間 87分
製作会社 RKOラジオ映画
配給 RKO日本支社
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

流行の空想科学映画の1つ、1951年度作品で「赤い河」のハワード・ホークスが自ら製作指揮をとる。ジョン・W・キャンベル・ジュニアの原作小説から「僕は戦争花嫁」のチャールズ・レデラーが脚色、新人クリスチャン・ナイビーが第1回の監督を担当する。撮影はラッセル・ハーラン、音楽は「井戸」と同じくディミトリ・ティオムキン。出演はおおむね新人が選ばれ、「頭上の敵機」のケネス・トビー、「朝鮮物語」のマーガレット・シェリダンが主演、以下ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、ジェームズ・ヤングらが助演する。

あらすじ

北極に程遠からぬ極地科学研究所では、極地に航空機らしいものが墜落し、以来磁力計が狂いはじめたことを発見して、アラスカ防衛軍に打電した。司令部からはヘンドリー大尉(ケネス・トビー)の操縦する捜索機が研究所長のヘンドリー博士を同乗して飛び立ち、氷に埋もれた大円盤を発見した。熱爆弾で掘り起こそうとしたため大円盤は爆発飛散したが、一行は放り出された「物体」を、研究所に持ち帰った。その夜、「物体」は威力を振るいはじめ、飼い犬3頭を噛み殺して逃走した。その残骸の一部を調べた博士は、この「物体」が遊星より飛来した植物組織の生物で、動物の血を吸って成長し、人類より知力、腕力に優れた怪物であることを突き止めた。しかもこの切りとられた残骸の一部も次第に成長してくる勢いに、ヘンドリーは人類保護のためにも即刻撃滅を決意したが、博士は重要な研究資料としてその培養を主張してやまなかった。博士の娘ニッキーは、ヘンドリーの恋人だったが2人の間に立って苦しんだ。しかし、研究所の温室に根を下ろした「物体」はやがて所員に向かって攻撃を開始してきたので、人々はガソリンによる火焔攻撃から、ついには電気まで動員して、やっとこの怪物を鎮圧したのであった。

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