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お百姓さんになりたい

  • おひゃくしょうさんになりたい
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  • 平均評点

    65.5点(4人)

  • 観たひと

    8

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ヒューマン
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019/8/24
上映時間 104分
製作会社
配給 きろくびと
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督原村政樹 
撮影原村政樹 
音楽鈴木光男 
整音丸山晃 
堀口誠 
編集原村政樹 
宣伝スチール柿内未央 
映像技術荒山和之 
浅野北斗 
宣伝イラストミキサキコ 
宣伝美術森泉宏 
関西宣伝松井寛子 
ポストプロダクションマネージャー原田修 

キャスト

出演明石誠一 
出演(声)小林綾子 

(C)mio kakiuchi

解説

「武蔵野 江戸の循環農業が息づく」の原村政樹が、自然栽培に取り組む農家の日常を追ったドキュメンタリー。農薬や除草剤、肥料すらも使わない自然栽培に取り組む埼玉県三芳町の明石農園。その営みを通じて、効率重視の現代社会に“農”の価値を問いかける。語りを務めるのは、連続テレビ小説『なつぞら』の小林綾子。

あらすじ

2.8ヘクタールの畑で60種類もの野菜を育てる埼玉県三芳町の明石農園。明石誠一さんは、28歳の時に東京から移り住み、新規就農した。有機農法からスタートし、10年前からは農薬や除草剤、さらに肥料さえも使わない“自然栽培”に取り組んでいる。ここでは、野菜同士が互いを育てる肥やしとなり、雑草は3年を経て有機物に富んだ堆肥に変わる。収穫後は、種を自家採種していのちをつなぐ。春夏秋冬、地道な農の営みは、お百姓さんになりたい人への実践的ガイドとなり、“自分の口に入るもの”に関心を持つ人に、心豊かに暮らすためのヒントを提示する。明石農園には、パティシエやカメラマンなど、様々な経歴の人たちが研修生としてやってくる。その中から、農家として独立する人も出てきた。ノウフク(=農業福祉連携)にも取り組み、障がいを持つ人たちも得意分野を生かし、それぞれのペースで働いている。“都会の子に土に触れてほしい”と、農業体験イベントも開催。20代でも60代でも、障がいがあってもなくても、虫も植物も、土の上ではみんな同じいのち。土がつなぐ“いのちの営み”に、なぜ引き寄せられるのか。競争社会から共生社会へとシフトする、新しい幸せの物差しが“農”にある。

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