無声時代に一度映画化された事のあるガイ・ボルトン作の戯曲を今度はトーキー化するもので「噫無情」「白い蘭」のフレドリック・マーチと「シュヴァリエの巴里っ子」のマール・オベロンと、それから「台風」「お人好しの仙女」のハーバート・マーシャルとの3人が共演し、「白い蘭」「夫婦戦線」のシドニー・A・フランクリンが監督に当たった。脚色はリリアン・ヘルマンとモードント・シャープの2人。助演者は「曲芸団」のジャネット・ビーチャー、「春の夜明け」のジョン・ハリデイ、ヘンリエッタ・クロスマン、クロード・アリスター、それから「クリスチナ女王」の子役コーラ・スー・コリンズ等である。撮影は「結婚の夜」「結婚十分前」のグレッグ・トーランドの担当。