男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

ヤング・ゼネレーション

  • やんぐぜねれーしょん
  • Breaking Away
  • Breaking Away

amazon


  • 平均評点

    75.8点(225人)

  • 観たひと

    327

  • 観たいひと

    55

  • レビューの数

    30

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1979
公開年月日 1980/4/5
上映時間 101分
製作会社 ピーター・イエーツ・フィルム作品
配給 20世紀フォックス
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

インディアナ州ブルーミントンの町を舞台に自転車レースに青春を賭ける若者と、その家族、仲間との交流を描く青春映画。製作・監督は「ザ・ディープ」のピーター・イエーツ、脚本はスティーブ・テシック、撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はパトリック・ウィリアムス、編集はシンシア・シェイダー、美術はパトリシア・フォン・ブランデンスタイン、衣裳はベッツィ・コックスが各各担当。出演はデニス・クリストファー、デニス・クエイド、ダニエル・スターン、ジャッキー・アール・ヘイリー、バーバラ・バリー、ポール・ドゥーリー、ロビン・ダグラス、ハート・ボシュナー、エイミー・ライトなど。日本語版監修は清水俊二。デラックスカラー、ビスタサイズ。1979年作品。

あらすじ

インディアナ州、ブルーミントンの町。デイブ(デニス・クリストファー)は、ハイスクールの課程を終えたばかりだが大学に進む気はあまりない。彼の父親(ポール・ドゥーリー)は、昔はストーン・カッター(石切工)であったが今は中古車の販売業を営んでいる。デイブの趣味は自転車レースで愛用の自転車を乗り回していた。彼はイタリアのレーシング・チャンピオンに憧れ、その影響でイタリアかぶれになっており、ことあるごとに怪しげなイタリア語を口にし、イタリアのクラシック音楽ばかり聞いていた。彼の仲間マイク(デニス・クエイド)、シリル(ダニエル・スターン)、ムーチャー(ジャッキー・アール・ヘイリー)の3人の父親たちも、デイブの父親と同業のストーン・カッターあがりだった。4人組のリーダー格はマイクだったが、彼らは大学に進まない故に、カッターと呼ばれ、大学生たちからは疎外されていた。彼らは、昔石切場だった岩肌をたまり場としており、自然にできたプールで泳いだり話したりしていた。しかし、この縄張りを荒しに来る者がいた。ロッド(ハート・ボシュナー)という大学生と彼の仲間の学生たちだ。デイブは、この中のキャサリン(ロビン・ダグラス)という学生をふとしたことから知り、恋心をいだくようになった。ある夜ギターを弾けるシリルを伴ってキャサリンら女学生たちが寄宿している家の窓下で、イタリー語でセレナードを歌ったデイブはキャサリンに強い印象を与えることに成功する。大学生たちが集まる食堂で、ある日キャサリンと席を共にすることになったデイブは、彼女に自分はイタリアで生まれた生粋のイタリア人であると嘘をついた。一方、ムーチャーは交際中のガールフレンド、ナンシー(エイミー・ライト)と結婚する決意をしていた。やがて、デイブが待ちに待ったレースの日がやってきた。イタリアの自転車レース・チームもやって来るのだ。彼は父親の反対を押し切って、そのロード・レースに出場した。そして日頃の練習の成果が実り、あと一歩で優勝というところまでいくが、イタリアのチャンピオンの1人に妨害されチェーンを切られたため転落しレースから脱落した。レースにすべてを賭けていたデイブは、イタリアかぶれだった自分に愛想がつき、それまでのイタリア中心の生活を一変することにした。そして、キャサリンにも自分がイタリア人でないことを告げた。しかし、彼女は彼が嘘をついていたことを怒って波に平手打ちをくわせて立ち去った。悲観したデイブに一番同情し慰めたのは、日ごろ厳しかった父だった。そして、ブルーミントンで毎年開催されているリトル500バイシクル・レースと呼ばれる競輪が行なわれる日がきた。デイブも、マイクら3人と組んで出場することになった。チームの名は“カッターズ”。レースは、多数のチームの参加によってスタートした。優勢だったカッターズがデイブの負傷で一時は絶望かと思われるが、再び奮起したデイブが終幕、大学チームのロッドを追い抜き、見事優勝。大観衆の前で“カッターズ”の4人はトロフィーをかかげるのだった。(20世紀フォックス映画配給*1時間41分)

関連するキネマ旬報の記事

2017年8月下旬号

読者の映画評:「光」須田総一郎/「いぬむこいり」日吉一郎/「ヤング・ゼネレーション」後藤亜紗美

2011年12月下旬号

第二回 午前十時の映画祭:「がんばれ!ベアーズ」「ヤング・ゼネレーション」

1980年4月下旬号

外国映画批評:ヤング・ゼネレーション

外国映画紹介:ヤング・ゼネレーション

1980年3月下旬号

グラビア:ヤング・ゼネレーション

特集 「ヤング・ゼネレーション」:1 アメリカの田舎町の“イタリアン・グラフィティ”

特集 「ヤング・ゼネレーション」:2 新しい開拓者精神の獲得という89年代のテーマをみすえて

特集 「ヤング・ゼネレーション」:3 ジェネレーション・ギャップは危険なテーマ

特集 「ヤング・ゼネレーション」:製作メモ これはリッチな作品だよ

特集 「ヤング・ゼネレーション」:4 ピーター・イエーツ インタビュー

特集 「ヤング・ゼネレーション」:分析採録

1980年1月上旬新年特別号

キネ旬試写室:ヤング・ゼネレーション