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作兵衛さんと日本を掘る

  • さくべいさんとにほんをほる
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  • 平均評点

    66.2点(8人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 伝記 / アート
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019/5/25
上映時間 111分
製作会社 オフィス熊谷
配給 オフィス熊谷(配給協力:ポレポレ東中野)
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督熊谷博子 
撮影中島広城 
藤江潔 
美術奥井義哉 
奥井義哉 
音楽(作曲・ピアノ)黒田京子 
音楽(ヴァイオリン)喜多直毅 
音響効果よしむら欅 
山野なおみ 
照明佐藤才輔 
編集大橋富代 
VE奥井義哉 
映像技術柳生俊一 
MA小長谷啓太 
滝沢康 
監督助手土井かやの 
長澤義文 

キャスト

(C)Yamamoto Family (C)Taishi Hirokawa (C)2018 オフィス熊谷

場面

予告編


     

解説

2011年、日本初のユネスコ世界記憶遺産となった絵や日記697点を残した炭坑画家・山本作兵衛に迫るドキュメンタリー。炭坑夫だった彼が60代半ばを過ぎて本格的に絵筆を握り、その絵さながらに働いた元女坑夫や関係者の証言を通じ、日本の過去と現在、未来を掘る。監督は「三池 終わらない炭鉱の物語」の熊谷博子。朗読を元NHKアナウンンサーの青木裕子、ナレーションを元フジテレビアナウンサーの山川建夫が務める。

あらすじ

2011年5月25日、元炭坑夫・山本作兵衛(1892-1984)の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産に登録された。暗く熱い地の底で、石炭を掘り出し運ぶ男と女。命がけの労働で日本を支えた人々の生々しい姿がそこにある。作兵衛は、福岡県の筑豊炭田で幼い頃から働いた生粋の炭坑夫。自らが体験した労働や生活を子や孫に伝えたいと、60歳も半ばを過ぎてから絵筆を握った。専門的な絵の教育は一度も受けていなかったが、2000枚ともいわれる絵を残す。そんな彼が炭鉱の記録画を描き始めたのは、石炭から石油へというエネルギー革命の時代。国策により炭鉱が次々と消えていくさなかであった。その裏では原子力発電への準備が進む。作兵衛は後の自伝で「底の方は少しも変わらなかった」と記している。その言葉から半世紀。彼が見続けた“底”は今も変わらず、私たちの足元に存るのではないか……。筑豊炭田の元女坑夫や、作兵衛を知る人々の証言を通じ、この国の過去と現在、未来を掘る。

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