北インドの田舎にある小さな工房で働くラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、妻ガヤトリ(ラーディカー・アープテー)と結婚式を挙げたばかり。幸せな新婚生活を送るなか、ラクシュミは妻が生理になった時に衝撃の事実を知る。妻はその処理に清潔とはいえない古布を使っていたのだ。市販のナプキンは高価で、妻は使うことを拒絶。そんな彼女を救うため、ラクシュミは清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつくのだった。研究とリサーチに日々明け暮れるラクシュミの行動は、村の人々から奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に発展していく。それでも諦めることのなかったラクシュミは、彼の熱意に賛同した女性パリー(ソーナム・カプール)との出会いと協力もあり、ついに低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明する。やがて、農村の女性たちにナプキンだけでなく、製造機を使ってナプキンを作る仕事の機会をも与えようと奮闘するなか、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる……。