爆発的な伝染病が地球を襲い、生き残った人類は、わずか数千人。過酷な状況の中、生存者たちは食料とシェルターを必死に探し続けていた。生き残りを懸けて彷徨い続ける人々は、やがて夜になると未知のクリーチャーが現れ、狩りを始めることに気付く。人間は息を潜めて隠れるしかない。世界の終末を生き延びた若い女性ジュリエット(ブリタニー・アッシュワース)は、過去の人生から、諦めずに闘うことを学んできた。彼女は所属する生存者グループの中で、最もタフで肝の据わった存在として知られ、広大な荒野や廃墟と化した街の周辺に車を走らせては物資や食料を探していた。ところがある日、ベースキャンプに戻る途中でハンドルを取られ、車が制御不能に陥ってしまう。気が付くとそこは、横転した車の中。荒野のど真ん中に取り残されたジュリエットは、足を骨折し、動くことができない。すでに日は暮れ、あたりは闇に包まれている。やがて、暗闇に何かの気配を感じるジュリエット。そしてそれは、次第に近づいて来る……。