男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

バルバラ セーヌの黒いバラ

  • ばるばらせーぬのくろいばら
  • BARBARA
  • BARBARA
  • 平均評点

    61.8点(58人)

  • 観たひと

    78

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    17

基本情報

ジャンル ラブロマンス / 伝記 / ドラマ
製作国 フランス
製作年 2017
公開年月日 2018/11/16
上映時間 99分
製作会社
配給 ブロ-ドメディア・スタジオ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演ジャンヌ・バリバール Brigitte / Barbara
マチュー・アマルリック Yves Zand
ヴァンサン・ペイラニ Roland Romanelli
オーロール・クレマン Esther, la mère de Barbara
グレゴワール・コラン Charley Marouani
ファニー・インバー Marie Chaix, l'assistante
ピエール・ミション Jacques Tournier

(C)2017 - WAITING FOR CINEMA - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA – ALICELEO

解説

1950年代から活躍したフランスの伝説的歌手バルバラを主人公にした映画の製作に情熱を注ぐ主演女優と映画監督の姿を描いたドラマ。バルバラを演じる女優ブリジットと監督のイヴは、それぞれのやり方で謎に満ちたバルバラの生涯に迫っていくが……。主演のジャンヌ・バリバールは、本作でセザール賞主演女優賞を受賞。「ダゲレオタイプの女」のマチュー・アマルリックが監督・脚本・出演の3役を兼任している。

あらすじ

パリのスタジオでは、フランスを代表する国民的シャンソン歌手バルバラを描く映画の撮影準備が進んでいた。主演のブリジット(ジャンヌ・バリバール)は役作りのため、撮影期間中は用意された住まいにグランドピアノを準備。その部屋は映画のセットそっくりに仕立てられていた。スタッフから“脚本は日々変わる”と言われれば、“わたしも変わる”と答えるブリジット。彼女は憑かれたようにバルバラの仕草や表情を真似ていく。わずかな口角のあげ方、手先の動き、特徴のある歌声……。やがて、誰も演じることができないと言われた伝説の歌手が、カメラの前に姿を現す……。一方、監督のイヴ(マチュー・アマルリック)は、バルバラが歌ったキャバレーや劇場での証言を集め、その人生に踏み込んでいく。少年の頃に出会った彼女の曲に救われた経験があるイヴは、映画監督という立場を超え、ブリジットが演じるバルバラに憑りつかれ、自分を見失っていく。そして、イヴ以上に、バルバラと化していくブリジット。自分の人生を歩んでいるのか、それともバルバラの人生を歩んでいるのか……。撮影される映画は、バルバラを描いているのか、あるいは別の誰かの人生なのか……。スクリーンのこちら側にいる観客すらも、その境界線に惑わされ、バルバラなのか、ブリジットなのか、もはや曖昧になった2人の人生の輪郭を追体験することになる。その生涯はツアーの連続で、自分の家を持たなかったバルバラは、映画の最後にこう語る。“ステージは、わたしの船”。 愛を求め、しかしその愛に苦しんだ永遠の旅人バルバラ。彼女の名曲は永遠に色褪せることなく、今日もどこかで流れている。そしてそれは、バーのカウンターで泣く男の耳にも届くのだった……。

関連するキネマ旬報の記事

2018年12月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:「バルバラ~セーヌの黒いバラ~」

2018年11月下旬号

「バルバラ~セーヌの黒いバラ~」:インタビュー ジャンヌ・バリバール

「バルバラ~セーヌの黒いバラ~」:インタビュー 永瀧達治

UPCOMING 新作紹介:「バルバラ~セーヌの黒いバラ~」

2018年10月上旬号

試写室:「バルバラ~セーヌの黒いバラ~」