「最初の人間」のジャンニ・アメリオ監督によるヒューマンドラマ。ナポリのアパートに独り暮らす元弁護士ロレンツォと、母の死をきっかけに父と不仲になった娘エレナ。だが、父の隣家の家族に起きた予期せぬ事件をきっかけに、その関係を見つめなおすことになる。出演は、本作でイタリアの国内主要映画賞三冠を達成した「親愛なる日記」のレナート・カルペンティエーリ、「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のジョヴァンナ・メッゾジョルノ、「我らの生活」のエリオ・ジェルマーノ、「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」のグレタ・スカッキ、「歓びのトスカーナ」のミカエラ・ラマッツォッティ。撮影を「グランドフィナーレ」のルカ・ビガッツィ、音楽を「孤独な天使たち」のフランコ・ピエルサンティが担当。原作は、現代イタリア文学を代表するロレンツォ・マローネのベストセラー小説。イタリア映画祭2018にて『世情』のタイトルで上映。