素人ギャングの顛末を独特のビジュアル感覚と小気味良いリズムで活写し、イタリアでスマッシュヒットを記録したクライム・コメディー。予算削減により大学の職を失ったピエトロは、元同僚で不遇をかこつ研究者たちを呼び集め、合法ドラッグを製造するが……。出演は「おとなの事情」のエドアルド・レオ、「昼下がり、ローマの恋」のヴァレリア・ソラリーノ、「ある天文学者の恋文」のパオロ・カラブレージ。撮影監督は「歓びのトスカーナ」のヴラダン・ラドヴィッチ。1981年生まれのシドニー・シビリア監督の長編デビュー作。『イタリア映画祭2015』にて「いつだってやめられる」のタイトルで上映。2018年6月23日より開催される特集企画『Viva!イタリア vol.4』にて上映。