人里離れたカナダの北西部。トム(ガース・ピルスベリー)はこの地と文明を結ぶ、セスナの飛行士だった。妻のビクセン(エリカ・ギャビン)はセックスの塊りのような女で、夫の仕事の留守に、警官相手に情事を楽しんだりしていた。夏のある日、トムはデーブ(ジョン・エバンズ)とジャネット(ヴィンシーン・ウォーレス)の夫婦を、釣客として連れてきた。一目でビクセンにまいってしまったデーブ。ビクセンは彼を上流の釣場に誘った。また、彼女はジャネットととも関係をもつのだった。翌朝、2人は再びトムのセスナで帰って行った。残ったのは、ビクセンと弟のジャッド(ハリソン・ページ)、黒人のナイルズ(ロバート・アイケン)の3人だった。ビクセンはジャッドと共にシャワーをあびたり、ジャッドに刺激されたナイルズとベッドをともにした。そこへトムがまた客をつれて来た。客はオバニオン(マイケル・ドノバン・オドネル)といい、彼はセスナでキューバに行く魂胆を秘めていた。サンフランシスコに行くと称して、トム、ビクセン、ナイルズを同乗させセスナを出させた。久しぶりに都会の味を楽しめるとビクセンは喜んでいたが、ナイルズが一緒なのは不満であった。ところが、国境の税関検査に着陸しようとした時、オバニオンは突然拳銃をつきつけた。だが、トムはナイルズの助けをかりオバニオンの企てを打ち砕いた。セスナは無事、家路をめざして戻っていった。(MGM配給*1時間11分)