1830年頃のパリ。詩人のロドルフォ(マイケル・ファビアーノ)と画家のマルチェッロ(ルーカス・ミーチャム)は、屋根裏部屋暮らしの芸術家仲間。お金はないが、夢と希望、そして友情に溢れた生活を送っていた。そして迎えたクリスマス・イヴの夜。ロドルフォは同じ屋根裏部屋に住むお針子のミミ(ソニア・ヨンチェヴァ)と恋に落ちる。芸術家仲間の哲学者コルリーネ(マシュー・ローズ)や音楽家のショナール(アレクセイ・ラヴロフ)も加わり、カルチェ・ラタンでイヴの夜を楽しむ一同。そして、マルチェッロは元恋人のムゼッタ(スザンナ・フィリップス)とよりを戻す。だが、幸せな時は短かった。ミミは重病を患っており、ムゼッタは浮気性。ロドルフォは貧しさのためにミミの治療ができない自分を責め、マルチェッロはムゼッタの奔放な態度に怒る。果たして、2組の恋の行く手に待つものは……?