リベリア共和国のシスコ(ビショップ・ブレイ)は、ゴム農園の過酷な労働で家族を養っていた。労働環境の改善に仲間たちと共に立ち上がるが、状況は変わらなかった。そんなとき、従兄弟のマーヴィン(ロドニー・ロジャース・べックレー)からニューヨークでの生活のことを聞いたシスコは、より良い生活のために愛する家族の元を離れ、アメリカへ単身で渡ることを決意する。シスコはニューヨークのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出す。移民の現実を目の当たりにしながらも、少しずつこの地に馴染んでいく。しかし、元兵士のジェイコブ(ディヴィッド・ロバーツ)と予期せぬ再会をしたことから、リベリアでの忌々しい過去が蘇ってくる……。