宍戸英紀による第39回城戸賞受賞作を映画化。あるジャーナリストによって白日の下に晒された集団リンチ殺人事件。その犯人グループの一人であった知佳の夫・孝史は、愛する人の妻を殺めてしまった過去に苦悩しながらも歯科医院の受付として働く真理子と出会う。出演は「娚(おとこ)の一生」の紺野千春、「恋人たち」の山中聡、「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」のちすん、「赤々煉恋」の秋本奈緒美。監督は「その男、凶暴につき」「うなぎ」など数々の作品をプロデュースしてきた奥山和由と、「蝉しぐれ」「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」などの撮影を手がけ、本作でも撮影を兼任する釘宮慎治。2017年4月21日「島でぜんぶおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」にてワールドプレミア上映。