タル・ベーラに師事した小田香監督によるドキュメンタリー。ボスニア・ヘルツェゴビナのブレザ炭鉱で、一筋のヘッドランプの光だけを頼りに黙々と働く坑夫たち。爆音で鳴り続ける採掘重機と歯車、ツルハシの響き。死と隣り合わせの地下世界をカメラが捉える。監修は、小田監督が学んだ映画学校film.factoryの創設者でもある映画作家タル・ベーラ。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015 アジア千波万波部門特別賞受賞作(上映日:2015年10月10・11日)。2016年12月10日~16日、大阪シネ・ヌーヴォで上映。2017年8月26日、山口芸術情報センター『YCAM爆音映画祭2017』でプレミア上映。2017年9月16日、『第22回ながおか映画祭』にて上映。