1880年代のはじめ、猟人のフリント・ミッチェル(クラーク・ゲーブル)はロッキー山中にすばらしい海狸の棲息地を発見した。相棒のブレカンはこの地をインディアンに残しておくよう忠告したが彼は聞かず、そのためブラックフィート族の若者アイアンシャーツ(リカルド・モンタルバン)から攻撃を受けた。猟人たちは毎夏顔を合わせ、フリントは海狸地帯への同行者を募った。この時居合わせたインディアン娘カミア(マリア・エリナ・マルケス)はブラックフィートの酋長ベア・ゴーストの孫であった。フリントはブラックフィートに好い感情を持たせるため、結婚を約束して彼女を買い取った。2人は棲息地に出かける途中、次第に親しさを増し、ついに男の子が生まれた。アイアンシャーツは依然として反抗的であったが、老酋長ベア・ゴーストはフリントを深く愛するようになったから、彼も手が出せなかった。しかし子供の誕生祝いにカミアを訪ねたベア・フィートは、かねてブラックフィートに恨みを持つ猟人に殺され、このためアイアンシャーツはインディアンを率いてフリントらを襲った。カミアも殺され、愛児も奪いかけられたフリントは、アイアンシャーツを倒して子供を取り返したのち、永久にこの開拓地の礎になろうと、インディアンの唯中にとどまることになった。