ジャック・テリー(ジョン・トラヴォルタ)は、B級恐怖映画専門の音響効果マン。今、新作「狂乱の女子学生」のシャワー・シーンで使われる女子学生の叫び声を検討中だ。適当な声が見つからぬまま、風の音を録音しに出かける。その最中に、自動車がパンクし川に転落するのを目撃した。彼は素早く川に飛び込んで、サリー(ナンシー・アレン)という若い女性を救出。自動車にはもうひとり男が乗っていたが、サリーを自動車から出すのがやっとだった。ジャックは病院で男が次期大統領の有力候補であったことを知る。だが、側近に事件のことは忘れろといわれた。サリーとモテルに泊まったジャックは、録音テープを再生し、銃声がするのに気付いた。事件を目撃したというカメラマンのマニー(デニス・フランツ)が撮った写真をニュース雑誌から切り取り、アニメ・スタンドで撮影しテープと同調させてみた。かすかな閃光が銃声と重なることを確信した。旅に出るというサリーを引きとめるジャック。殺し屋バーク(ジョン・リスゴー)がホット・パンツの娘を惨殺する。ジャックは、テープを警察に持っていったが、録音は消されていた。やがてジャックは、マニーとサリーが組んで暴露写真を撮影していたことを知る。真相をTVのニュースキャスターのフランク・ドナヒュー(カート・メイ)に告げることにしたが、その通話を盗聴していたバークがサリーを30番街駅にさそい出す。ドナヒューと名乗って、バークはサリーに近付き、独立歴史館へ連れ出す。自由の日祝典で町は大にぎわいしている。サリーの悲鳴を聞きつけてジャックが駆けつけるが、サリーはすでに殺されていた。バークもジャックと争って死亡。「狂乱の女子学生」のシャワー・シーンの悲鳴に、サリーの断末魔の叫びが使われる。「いい悲鳴だ」と喜ぶプロデューサーに、ジャックはうなずく。