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92
(C) 2015 NORDISK FILM PRODUCTION A/S & AMUSEMENT PARK FILM GMBH & ZDF
アカデミー賞外国語映画賞のデンマーク代表に選出された、史実に基づく人間ドラマ。ナチス・ドイツの降伏後、デンマークの海岸に埋められた地雷の撤去作業に、捕虜のドイツ少年兵が駆り出される。指揮官はナチスへの憎しみと無垢な少年たちとの間で葛藤する。当時実際に地雷が埋められていた場所で撮影された。劇場公開に先駆け第28回東京国際映画祭コンペティション部門にて上映(上映日:2015年10月23日、24日、27日/映画祭タイトル「地雷と少年兵」)、指揮官を演じたローラン・モラーと少年兵の一人を演じたルイス・ホフマンが最優秀男優賞を受賞した。
1945年5月。ナチス・ドイツが降伏し、戦争中にデンマークの西海岸にドイツ軍が埋めた200万個もの地雷撤去に捕虜のドイツ兵たちが駆り出された。その多くが10代の少年兵であり、最低限の爆弾処理訓練しか受けずに命がけの作業に当たった。指揮を執るデンマーク軍軍曹ラスムスン(ローラン・モラー)は残忍な侵略をしたドイツ人たちへの憎悪から、少年兵たちに食事も与えないまま毎日浜に向かわせた。地雷の暴発や撤去失敗により、一人、また一人と命を落としていく少年兵たち。彼らの姿を見るうちに、ラスムスンは良心の呵責に苛まれていく。
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REVIEW 日本映画&外国映画:「ヒトラーの忘れもの」
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