ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ

ピンク映画の監督・脚本を手掛ける黒川幸則の自主制作映画。バンドのツアー中に見知らぬ町に取り残された中西は、町のボスのような存在・古賀の仕事を手伝うようになる。町の住民たちは酒を飲み、外れにある川からさまよい出てくるものたちを追い返していた。出演は“のっぽのグーニー”や“ju sei”などで活動するミュージシャンの田中淳一郎、「ジョギング渡り鳥」監督の鈴木卓爾、「恋の渦」の柴田千紘、「サロメの娘　アナザサイド　in progress」の長宗我部陽子。

ミュージシャンの中西（田中淳一郎）はバンドのツアー中に見知らぬ町で取り残されてしまい、町のボスのような存在である古賀（鈴木卓爾）に目をかけられ、彼の仕事を手伝うようになる。町の住民たちは酒を飲み交わし、町はずれの川からさまよい出てくるものたちを追い返していた。彼らは、川にまつわる特別な力をマネージメントすることを仕事としていた。中西は、古賀の店で働く絢（柴田千紘）に惹かれながら、この町と自分に深い繋がりがあることに気づき始める……。