甲子園出場を目指す野球部のエース、波風一輝(西村一輝)は高校中の人気者。しかし、白血病で倒れた母(さとう珠緒)の看病と入院費を稼ぐため、野球部を退部することに。ミュージシャンの夢を追って家庭を顧みない父(はなわ)にも反発し、心を閉ざしていく。そんなある日、人気アイドルのRISA(永尾まりや)が転校生としてやってくる。古い記憶を辿った一輝は、RISAが幼少期の初恋の相手だったことを思い出し、次第に彼女に惹かれていく。夢を諦めた一輝と夢を掴んでがむしゃらに生きるRISA。そんな一輝は、病床の母の一言がきっかけとなり、芸能界を目指して“東京ボーイズコレクション”に出場する。父が母へのプロポーズの時に歌った『愛の唄』を、RISAに贈る一輝。離れていた2人の想いが結ばれ、一輝は新しい夢への第一歩を踏み出すが……。