ロイヤル・コンセルトヘボウ　オーケストラがやって来る

世界三大オーケストラのひとつであるオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団創立125周年を記念したワールドツアーを追ったドキュメンタリー。各国様々な人と触れ合う団員たちの姿や、聴衆の心を揺り動かす音楽の力を映し出す。監督は、過酷なバックグラウンドを背負いながらパリの街角や地下鉄構内で演奏する音楽家たちに焦点を当て1999年山形国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞を受賞した「アンダーグラウンド・オーケストラ」をはじめ、数々のドキュメンタリーを手がけるエディ・ホニグマン。

ベルリン・フィル、ウィーン・フィルと並び世界三大オーケストラのひとつに挙げられるオランダ王立のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。2013年、創立125周年を記念し、同管弦楽団のワールドツアーが行われた。アルゼンチンのタクシー運転手や南アフリカの貧困地域に暮らす黒人少女をはじめ各地で様々な人と出会う楽団員たち。彼らの温もりある演奏は聴く者の心を揺り動かし、楽団員たちは限りない音楽の力を再発見していく。