何かを“志望”する男女6人が夢を叶えるためにルームシェアする様子を記録したテレビ番組『テラーオブハウス』。夢を諦めた大貴がシェアハウスを出て行ってからは寂しくはなったものの、残ったメンバーたちは夢を叶える努力を続けている。卓哉(岡安旅人)は曲を作り、智子(山崎真実)はオーディション、由佳里(小西キス)は漫画を描き続けていた。そんなある日、野々村美咲(池田光咲)が新メンバーとして番組に加わる。女優“志望”の彼女もまた、恋や夢を語り合うその生活に憧れてやって来たのだ。しかし、実際に出演してみると、何かがおかしいことに気づく。夜な夜な不気味なノックが響き渡り、窓には謎の女性と血の手形が浮かび上がる。卓哉は感電しても命を落とさず、由佳里は怪我をしてもすぐに治ってしまう。篤郎(坂元パルム)の顔面は、不細工なのか腐っているのはよくわからない。テレビで見ていた世界とはかけ離れていた様子に、美咲はある仮説を立てる。「もしかして、みんな、“死亡”してない?」