キャットロー(ユル・ブリンナー)は、牛泥棒と呼ばれ、人々から憎まれていた。彼を逮捕するために、南北戦争で彼と生死を共にした友人でもある保安官のカワン(リチャード・クレンナ)は、牧場主たちが選んだガンマンのミラー(レナード・ニモイ)と後を追っていた。キャットロー一味は、ノガレスからメキシコへと逃げ、メキシコでは持ち主不明の黄金200万ドルを奪取する計画を立てていた。キャットローは町に入ってきた輸送部隊に罠をかけ、黄金を奪って逃げた。カワン、メキシコ軍、ミラーが一味の後を追った。一味は追手をかわすため死の砂漠に逃げこんだが、追跡の手はゆるまず、その上、インディアンの襲撃にあい、まんじどもえの大混戦となった。さすがのキャットローも、カワンの手によって捕えられ、彼とその一味はひとまずヘルモシロの獄につながれ、黄金はメキシコ軍の手で保管されることになった。やがてカワンとキャットローらの旅は始まったが、途中、突然ミラーの襲撃を受け、カワンが傷ついた。キャットローはカワンの銃でミラーを倒し、保安官のバッジを自分の胸につけ、「囚人は俺が送り届けるよ」と去っていった。カワンを恋人に託して。