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ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏

  • ぼりしょいばびろんかれいなるばれえのぶたいうら
  • BOLSHOI BABYLON
  • BOLSHOI BABYLON
  • 平均評点

    63.1点(42人)

  • 観たひと

    68

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / その他
製作国 イギリス
製作年 2015
公開年月日 2015/9/19
上映時間 87分
製作会社 Red Velvet Films, Red Box Films, Altitude Film Entertainment
配給 東北新社
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声 ステレオ
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

(C)2015 RED VELVET FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED

解説

世界三大バレエ団の一角をなすボリショイ・バレエ団の舞台裏を世界で初めて撮影したドキュメンタリー。2013年の芸術監督襲撃事件以来、噴出する様々な問題に揺れるなか、夢を追い、厳しい鍛錬の日々に身を捧げるダンサーたちの苦悩と喜びを映し出す。製作総指揮は、「マン・オン・ワイヤー」のサイモン・チン。

あらすじ

2013年1月17日夜、ボリショイ・バレエ団の元プリンシパルで、時として論争の的にもなっていた芸術監督セルゲイ・フィーリンが自宅の外で覆面の男から襲撃され、硫酸を顔面に浴びる事件が起こった。重傷を負ったフィーリンは失明の危機に瀕する。世界的に有名なロシアの劇場が受けた打撃は計り知れないが、ソリストのパーヴェル・ドミトリチェンコが逮捕及び起訴されると、個人間の対立、勢力争い、嫉妬、性行為要求の疑惑、金銭問題などがバレエ団に渦巻いていたことが明るみに出る。市民からの抗議が殺到し、数人の団員が退団または解雇されるなか、ロシア政府は秩序を回復させるため、ウラジーミル・ウーリンを新総裁に任命した。9月19日、ウーリンは回復中のセルゲイ・フィーリンとステージに上がり、新シーズンの主要演目を発表するが、過去に組んだことのある2人はお互いに反目していた。最初の公演から数日たっても、ダンサーたちのキャスティングに対する不満は収まらなかった。スキャンダルによって誇りと団結心を奪われ、混乱状態から解放されたいと願っていたダンサーたちは、リハーサルと公演に追われる厳しい日々のなか、ダンサーという職業の苦悩と喜びを語る。ドミトリー・メドベージェフ首相は、ボリショイ・バレエ団が国民文化に強い影響を及ぼす存在であり、世界にロシアを印象付ける秘密兵器であると認識している。ボリショイ・バレエ団は、独特な政治的シンボルであったが、ウーリンは「ロシア政府を後ろ盾とする人々からの干渉には断固抵抗する」と宣言。一方、フィーリンに対して抱く反感が打ち合わせで表面化する。政治的な陰謀や裏切りが横行するなか、ダンサーたちはあくなき情熱と厳しい鍛錬の日々に身を捧げ、完璧な舞台を見せるという夢を追い続ける。

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