二十歳

アイドルグループ『2PM』のジュノ扮する漫画家を志しながら生計を立てるのに必死な浪人生、「チング 永遠の絆」のキム・ウビン扮する浮気者のフリーター、韓国版「きみはペット」のカン・ハヌル扮する恋愛初心者の平凡な大学生という20歳を迎えた若者たちの恋と友情を描いたコメディ。大人の入り口に立った彼らの、時には苦悩し時には悶々としながら過ごす青春を映し出す。監督は「サニー　永遠の仲間たち」の脚色を担当したイ・ビョンホン。本作が初監督作品となる。ほか、テレビドラマ『イタズラなKiss～PlayfulKiss』のチョン・ソミン、『九家（クガ）の書～千年に一度の恋～』のイ・ユビ、「サニー 永遠の仲間たち」のミン・ヒョリンらが出演。

絵を描くことが好きな高校生ドンウ（ジュノ）は、ある日、淡い恋心を抱いていた同級生ソミン（チョン・ソミン）の胸を女たらしのチホ（キム・ウビン）が触ったことから彼と大喧嘩。制止しようとした優等生のギョンジェ（カン・ハヌル）を含め3人はふとしたことから大親友になる。ドンウの父が事業に失敗したり、チホが女性とトラブルを起こしたりと様々な出来事に見舞われつつ彼らは友情を深め、ついに高校を卒業。そして二十歳を迎えたとき、彼らは自分たちが子どもから大人への分岐点に立っていることに気付く。名門大学生になったギョンジェは先輩のチンジュ（ミン・ヒョリン）との間に漂う恋の予感にドギマギし、浪人中のドンウは漫画家になるための準備としてバイトを掛け持ち、まだ親のすねをかじっているチホは新人女優ウネ（チョン・ジュヨン）に出会うなど、それぞれ恋に人生に苦悩し悶々とする。