タイの村で象と共に暮らしているカーム(トニー・ジャー)は、古式ムエタイ兵士の末裔。ある日、突如現れた動物密輸組織のボス、スチャートによって象のコーンがさらわれてしまう。カームはすぐさまスチャートを追いかけるが、既に彼は何者かによって殺されていた。警察、そしてスチャートの姪で双子の姉ピンピン(ジージャー・ヤーニン)と妹シューシン(ティーラダ・キティシリプラサート)は、現場に居合わせたカームを犯人と断定し追跡を開始。そんな中、インターポールのエージェント、マーク(マム・チョクモク)が極秘任務でタイに到着する。一方、複数の追っ手をかわしカームはようやくコーンの居場所を見つけ出すが、そこは国際的犯罪王LC(RZA)が運営する世界中の一流格闘家“ナンバーズ”を集めた地下格闘リングだった。やがて、LCの構想する特殊ミッションのため、凶悪にして美しいトゥウェンティ(ラータ・ポーガム)、悪魔の如きNo.2(マレセ・クランプ)といった刺客たちにカームを倒し、捕らえよとの指令が下る……。