フランスの国立劇団コメディ・フランセーズに所属し「イヴ・サンローラン」「サガン-悲しみよ こんにちは-」などで存在感を見せるギヨーム・ガリエンヌが、自らの驚くような生い立ちを描いたコメディ・ドラマ。裕福な家庭に生まれ女の子のように育ったギヨームが、様々な苦難を経て本当の自分の姿を見つけ出していく。モリエール賞を獲得した舞台をギヨーム自ら監督・脚本を手がけ映画化、自分自身の役と母親役を演じている。ほか、「5月の後」のアンドレ・マルコン、「マダム・クロード」のフランソワーズ・ファビアン、「戦場のアリア」のダイアン・クルーガーらが出演。本作は第39回セザール賞で作品賞、主演男優賞など計5部門を獲得した。