プロジェクト・ニム

2011年の映画「猿の惑星：創世記（ジェネシス）」のストーリーそのままに、実際に起きたチンパンジーの知能実験における予測不可能な観察を、関係者が残した動画フィルムやスチル画像、関係者たちのコメントを通じ、知られざる“プロジェクト”の実態に迫まったドキュメンタリー。

1973年。猿は人間の手話を学ぶことができるのかという命題のもと、赤ん坊チンパンジーのニムはオクラホマ州からニューヨークのコロンビア大学に連れて行かれ、ある家族と人間と同様に暮らすという実験が始まった。。人間が使える単語すべてではないが、ニムは多数の単語を手話で表現できるようになり、様々なコミュニケーションをはかれるようになる。しかしその実験の後、ニムは人間の家族から引き離され、他のチンパンジーたちと檻の中で生きることになるが、自然の猿たちとの生活に悪戦苦闘する。